2012年12月31日
目次
〇ごあいさつ
■たとえ話で語る物理
〇001 究極の「先割れスプーン」探し
〇002 ある遺跡の暗号
〇003 △学入門
〇004 100題修行
〇005 火の玉を見ました
〇006 等速直線運動なんて見たことがありません
〇007 理想的水平面でのカーリング
〇008 スペースシャトルでハイタッチ
〇009 通信添削 Jet会
〇010 巨大迷路を抜けろ
〇011 物理神拳の奥義
〇012 有限の時間に生きる生命であるキミが、永遠と続く物理現象を理解するためには
〇013 物理の神様の願い
○014 法則二元論から一元論へ
○015 火あぶりにならずに革命を起こす
○016 直接的に求める?間接的に求める?
〇017 密室殺人の犯人は誰だ!
〇018 単原子分子理想気体
○019 理想気体がホームセンターに?
○020 大芋煮鍋くらべ
〇021 過酷なパン工場でのバイト
○022 次元を上げて規則性を見る
○023 四次元球が通過!
○024 ヒロシとタケシの運命はいかに
○025 家族対抗!回転すし早食い大会
○026 幻のペット、ンジャマナ
○027 どっちの仕事が大変?
○028 ミクロ村とマクロ村の掟
○029ブツブツ島にたどり着いた難破船
○030 電子が干渉する?(ブツブツ島のたとえの解説)
○031 英和辞書の正しい使い方と、ンジャマナ
○033 究極の物質「原子」を探せ!
○034 スピンスピンスピン
○035 網走一家の養子(陽子)たち
○036 質量もエネルギー保存則の仲間に入れてください
○037 超虫への険しい道
○038 要約機能つき翻訳機
○039 エイテル王はブロガーです。
○040 前向きにバック転
○041 どっちが動いているの?
○042 高次元では1つ
○043 型で理解するということ
○044 二項対立を超えて新しい地平を切り開け
○045 二項対立を超えて新しい地平を切り開け(2)
○046 一次元さんお断り
○047 物理メガネで見る
○048 ニュートン体操
○049 1タイルという長さ
○050 9週間で一人前のハンターになるための講習会
○051 式変形ロボ・ウカルンジャー
○052 風船飛行への道
○052 分析と総合とは何?
○053 数学モデルと現実の対応関係
○054 学ぶ目的が明確なら難しさにも耐えられる。
○055 脳が理解を拒否するとき
○056 化石から復元模型を作る!
※相互リンクをご希望の方は、こちらをご覧下さい。
2010年06月26日
【物理】なにがなんだか、さっぱりわからない。
----- 物理で困っていること -----
なにがなんだか、さっぱりわからない。
物理ネット予備校の田原です。
高校時代に、一通り物理を勉強したけど、大学に入ったら分からないということですか?
それとも、物理を最初から勉強しているという状況ですか?
高校→大学の壁については、「数式の解釈」が問題になることが多いです。
初めて学ぶときには、「物理って何?」というストーリーを理解していると学びやすいです。
自著『物理をこれから学びたい人のための科学史/数学』は、これから学ぶ人が、物理ってどんな営みなのかを興味をもって理解できるように書きました。
2010年04月13日
『ギリシャ数学のあけぼの』
あらためて、ピタゴラスが現在に与える影響の大きさに驚きました。
これも、もとをたどるとピタゴラスなのか!と思うことが何度もありました。
上垣渉さんの本は、分かりやすいだけでなく、面白いです。
おすすめです。
2010年03月08日
科学史の本を出版しました。
僕の3冊目の本『これから物理をはじめたい人のための科学史/数学』が、ようやくアマゾンに登録されました・・・が、今日の段階では、まだ、買えないようです。 そのうち、買えるようになると思います。
この本は、僕にとっては大きなチャレンジでした。 高校生が科学史について学ぶことは、「何のために科学を学ぶのか」ということを考える上で、とても役立つと、以前から強く思っていました。
科学史を学ぶことによって、自分の位置を歴史の中で位置づけることができ、自分なりに意義を見出せるのではないか、学ぶモチベーションを高められるのではないかと思うのです。
そして、なによりも、
科学史はおもしろい!
これも、物理を学ぶための大きな動機になりますね。
ただ、問題は、自分にそのような本を書く力があるのかどうかということ。
本を書き始めた段階では、それは、未知数だったため、かなり不安がありました。
でも、書きたい!という気持ちも強かったのです。
というわけで、猛勉強をしながらの執筆となりました。
専門家ではないので、本の目標を1点に絞りました。
それは、
これから物理を学ぶ人が、この本を読んで科学史について知ることで、科学の面白さに気づき、科学を学びたいという気持ちを抱いてくれること
です。
ですから、自分自身が何に感動しているのか、何を面白いと思っているのかをモニターしながら、その部分がしっかり伝わるように書きました。
物理は、単なる公式暗記でつまらない!と、物理を捨ててしまう前に、つまり、物理を学ぶ前に、この本を読んでほしいです。
2009年10月01日
無限のパラドクス
無限が、歴史の中でどのように扱われてきたのかが詳しく書いてあって、とても勉強になりました。
ギリシャ時代には、無限は、「不定形なもの」として嫌われていたのに、新プラトン主義の影響で「神の偉大さの象徴」として、価値観が180度ひっくり返るところなど、とても面白く、著書にも少し書きました。
この本は、数学の本当言うよりも、歴史の本ですね。
文系の人にもおすすめです。
2009年08月19日
分析と総合とは何?
僕たちの脳は、複雑なものを複雑なまま理解することが苦手なようです。
同時に2つ変数が動き回ったり、
3次元空間を曲線運動したりすると、
頭の中が、
??????
となってしまいます。
そんなときに登場するのが、「分析と総合の手法」です。
まず、複雑な運動・現象を、僕たちの脳が、
「うん、うん、それなら分かる」
と思えるくらいまで、分割します。
この操作が、「分析」です。
分けて、調べるんですね。
そして、複雑な運動・現象を、単純な要素の合成・集合として
把握します。
この「まとめあげる作業」のことを、「総合」と言います。
「統合」ということもあります。
このようにして、「単純な要素と、それらの集合体としての全体」
というように理解するのです。
例を挙げると、
放物運動は、水平方向の等速運動と、鉛直方向の等加速度運動に分解し、その合成として2次曲線(放物線)になることを理解します。
磁場中における荷電粒子のらせん運動は、等速円運動と等速運動に分解し、その合成としてらせん運動をイメージします。
2物体が糸でつながって連動して動く場合は、1つずつの運動に分解し、
相互作用を消去してまとめて、物体系の運動を理解します。
このように、物理を勉強していると、分析と総合の手法は、
いたるところに登場します。
この手法の前提にあるのは、
細かく分けていけば、単純で理解可能な「要素」に突き当たり、
その「要素」を理解すれば、現象を理解できるんだ!
という考え方です。
これを「要素還元主義」といいます。
20世紀は、さまざまな分野において、要素還元主義に基づく
研究がなされ、成果を上げてきました。
ただ、要素還元主義は、確かに分かりやすいのですが、
万能ではありません。
物理 参考書
風船飛行への道
右田 翼は、いつか大空を飛んでみたいと思っているボクサーです。
リング名は、「ライト右田」。
パンチ力はありません。
防御もうまくありません。
ただ、そんな右田にも、得意なものがひとつだけありました。
それは、
減量
~~~~~
試合前には、いつも、1gの狂いもなく、ぴったりと合わせてきます。
ジムの会長はいつも、
「お前は、減量だったら、誰にもまけねぇ。自信を持てライト」
と言っています。
あるとき、右田は、
「風船でそらを飛ぼう!」
と思い立ち、ファイトマネーを蓄えた貯金を使い、
大量の風船、ネット、ヘリウムガスを買いました。
早速、ヘリウムガスをたくさんの風船に封入し、
それをネットでまとめ、風船気球を作りました。
そして、田舎の幼い弟が、いつかチャンピオンになるようにと
作ってくれた手作りのチャンピオンベルトを風船気球に
結び付けました。
チャンピオンベルトを締め、
いざ、テスト飛行開始です。
おもり代わりに使っていたサンドバックをはずし、
いざ飛ぼうとするのですが、体は浮き上がりません。
貯金を使い果たした右田にとって、
できることは1つだけ、
それは、減量。
それなら誰にも負けません。
その日から、浮き上がるための、過酷な減量が始まりました。
早朝からロードワーク。
縄跳びで汗をかき、
ボクシングジムでサンドバックを叩く。
「浮くぞ! 浮くぞ! 浮くぞ!!!!」
そして、
目標としていた12月31日の大晦日がやってきました。
右田は、この日に向けて、
厳しい減量に耐えてきました。
革のベルトを肩につけ、
右田は、自分に言い聞かせます。
「今日こそ、大丈夫!」
「絶対、浮ける!」
「俺は誰だ?」
「ライト右田だ!」
「減量なら誰にも負けねぇ!」
右田は、今日、受けなかったら、ボクサーを引退する決意です。
いよいよ、その瞬間はやってきました。
おもり代わりに使っていたサンドバックをはずしました。
浮きません。
右田は、がっくりと肩を落としました。
「やるだけやった!」
「燃え尽きたよ!」
右田は、引退を決意し、チャンピオンベルトをはずしました。
そして、
「本物のチャンピオンベルトは、結局巻けなかったなぁ。」
とつぶやきながら、ベルトをそっと地面に置きました。
ベルトは、地面から浮き上がることなく、
そこに止まっていました。
右田は、それを見てつぶやきました。
「手ごわいわけだぜ!」
★たとえ話終了★
熱気球はなぜ浮くのか?
熱気球には、気球が押しのけた空気にはたらく重力と同じ大きさの浮力が
働きます。
ですから、浮力は、気球の大きさで決まっています。
熱気球では、バーナーで内部の気体を加熱しますが、
あれは、浮力を増しているのではなく、
内部の気体を熱膨張させて密度を小さくしているのです。
つまり、内部の気体を減らして、
気球に働く重力を小さくしているのです。
でも、もしゴンドラに働く重力のほうが、気球に働く浮力よりも
そもそも大きかったらどうなるでしょうか?
いくら気体を熱して、重さを減らしても、
そもそもゴンドラの重力のほうが大きいのですから、
浮き上がりません。
これは、チャンピオンベルトにはたらく重力のほうが、
風船気球にはたらく浮力よりも大きければ、
いくら右田が減量しても浮くことができないのと同じです。
熱気球が浮くための必要条件、分かっていただけましたか?
物理 参考書
式変形ロボ・ウカルンジャー
科学者、御茶ノ水博士は地下にもぐり、新御茶ノ水博士として出直すことになった。
そこで、新しく開発したロボットが「式変形ロボ・ウカルンジャー」だ。
このロボットは、世界の平和を守るだけでなく、物理の考え方も学べる優れたロボットだ。
博士は、出来上がったばかりのコントロール装置をマナブ君に渡すと、
「君が、問題に対して、式を立て、式変形すると、それに応じて、
式変形ロボも、動き、変形する。」
「世界の平和を守れるかどうかは、君がこの物理の問題を解けるかどうかに かかっている。がんばってくれ!」
と言い残し、状況を把握し切れていないマナブ君を残し、旅に出てしまった。
「緊急事態発生! 計算地獄獣メンドーが街で暴れています。」
サイレンが鳴り、マナブ君は、コントロール装置を持って出動した。
暴れている怪獣メンドーを目の前にして、マナブ君に物理の問題が出題された。
糸で結ばれた2つのおもりA,Bが運動する物体系の問題だ。
マナブ君は、物体Aについての運動方程式を立てた。
→ ウカルンジャーレッドが現れた。
続いて、物体Bについての運動方程式を立てた。
→ ウカルンジャーブルーが現れた。
マナブ君は、「分析と統合!」と叫びながら、相互作用を消去し、
物体系ABの運動方程式を作った。
→ レッドとブルーは合体し、ウカルンジャーロボになった。
マナブ君は、ここまできて迷った。
「時間の関数を導くべきか、エネルギー保存則を導くべきか?」
まてよ、相手は、「地獄獣→じごくじゅう→じこく」
ジコクが相手なら、時間の関数だ!
マナブ君は、物体系の運度方程式から、時間の関数を導いた。
→ ウカルンジャーロボは、ジカンソードを手にした。
「よし!これが答えだ!どうだ!」
→ ウカルンジャーロボは、計算地獄獣メンドーに攻撃した。
しかし、効かない。
どうしてだ???
そうだ!次元のチェックだ!
マナブ君が、いそいで答の次元をチェックすると計算ミスが見つかった。
正しい答に直して、再挑戦だ。
どうだ!
計算地獄獣メンドーは、「有効数字6桁。。」と言い残し、
消えていった。
こうして、世界の平和は守られ、マナブ君の学力もアップした。
志望大学への合格も、この調子なら大丈夫だろう。
明日もがんばれ! 式変形ロボ・ウカルンジャー!
★たとえ話終了★
物理の式は、自然現象と対応しています。
だから、数式を式変形すると、それに対応した現象のイメージも変わります。
数式の後ろ側に、現象のイメージが張り付いていて、
そのイメージも一緒に変化するのです。
「あれ、こんなことが起こるわけないな!」
「どうせ、こうなるはずだ!」
なんていうことを、現象のイメージを見ながら、考えているのです。
だから、計算ミスなどをすると、即座に、「おかしい!ありえない!」
と気づきます。
数式を、単に数式としてみているか、
それとも、その後ろにちゃんと現象のイメージを対応させているか。
式変形ロボ・ウカルンジャーを動かしながら、式変形することが、
物理を学ぶ上で大切なことなんです。
物理 参考書
2009年08月18日
9週間で一人前のハンターになるための講習会
尾理井村と、武都村は、村おこしのため、共同でハンターになるための講習会を開きました。
その名は、尾理井・武都キャンプ(びりい・ぶと・きゃんぷ)
このキャンプのキャッチフレーズは、
「どんな初心者でも9週間で一人前のハンターに!」
基礎シリーズ、4週間のスケジュールは次の通り。
第1週は、猟銃の使い方
第2週は、弓矢の使い方
第3週は、トラバサミ(罠)の使い方
第4週は、吹き矢の使い方
反復練習を徹底的に行い、体に使い方を染み込ませました。
考えなくても、自然と体が動くようになるまで、徹底的にやりました。
その結果、皆、基本技能を身につけることができました。
ちょっと自信もついてきました。
5週目に、猟実習を行いました。
ところが、みな、まったく獲物を捕ることができません。
4週間も必死にがんばってきたのに、その成果が現れず、受講者は、
みな落ち込みました。
失望して、やめてしまう人も出てきました。
危機感を覚えた主催者は、5週目の水曜日の夜、ミーティングを開きました。
「みなさんに足りないのは何ですか?」
「皆さんは、1つ1つの道具を使えるようになりました」
「でも、なぜ、獲物を捕ることができないのですか?」
「それに気づいた人が、獲物を取れるようになれます。」
十分に時間をかけて話し合った結果、一つの結論に達しました。
「獲物の特徴に合わせて、どの場面で、どの道具を使うべきかを
判断することができないんだ」
残り4週間、完成シリーズの目標は、「判断力をつけること」です。
脳を停止しての反復練習は、この期間は厳禁です。
神経を研ぎ澄まして、一つ一つの状況判断の根拠を探っていきます。
トレーナーが、何か行動をするたびに、駆け寄ってきて質問です。
「なぜ、罠を選んだのですか?ここは、吹き矢じゃ駄目なんですか?」
4週間、ひたすら実戦を繰り返し、失敗と成功を繰り返しながら、
判断力を磨きました。
9週間後、受講者は、技能と判断力を兼ね備えた一人前のハンターに
なりました。
このキャンプは、とても評判になりました。
尾理井・武都キャンプ(びりい・ぶと・きゃんぷ)は、深夜にTVで
くり返し宣伝するなど、有名なハンター講習会になりました。
村おこしは、大成功です。
★たとえ話終了★
いかがですか、「基本技能」と「判断力」の両方が大切なのは、
入試問題を解くときも同じです。
「基本技能」は、反復練習で身につきます。
ところが、「判断力」は、反復練習では身につかないのです。
ここに、「時間をかけているのだけど、成績が伸びない」原因が
あります。
「判断力」を身につけるときには、
(1)他人がどのように判断しているのかを注意深く観察し、
(2)その判断の根拠を明らかにし、
(3)自分も同じような判断ができるように練習する。
という段階を踏みます。
大切なのは、些細なことに気づく「観察力」です。
ノートのとり方も、「基本技能」の段階とは、全面的に変えましょう。
解答が占める割合は3割です。
残りの7割は、気づいたことを書いていきます。
「気づき」を、とにかく、できるだけたくさんノートに書きましょう。
「気づき」がたまってきたら、それらを整理して、「判断基準」を作ります。
あとは、「判断基準」が、うまくできているかどうか、問題演習を通して
確認します。
うまくいかないときは、修正します。
これがすべてです。
目標は、「判断力」をつけることです。
頭は、いつもフル回転させておきます。
神経を研ぎ澄ませておきましょう。
授業なら、先生が話していることで、気になったことを、とにかく書きまくり
ます。
「何で、ここで、こんなことを言ったのかな?」
と思ったら、質問に行きます。
相手の「判断回路」を盗み取りましょう。
予備校の最前列に座って、授業を聞いているような人は、みな本気で、
僕の「判断回路」を盗み取りに来ています。
ぽろっとしゃべった一言にこそ、敏感に反応します。
そして、後で、「あの一言、何だったんですか」と質問に来ます。
そういう彼らは、必ず必ず必ず 伸びます。
みなさんも、自分の勉強法、9月に考えてみてくださいね。
物理 参考書
1タイルという長さ
長田くんは、商店街に正方形タイルを敷き詰める仕事をしています。
長田くんの悩みは、あらかじめ必要なタイルの数を計算して注文するのが、
とても面倒だということでした。
「道路の幅が、5.5mで、長さが25mで、タイルの長さが48cmだから。。。」
割り算の苦手な長田くんは、いつも、この計算に時間かかかってしまい、
なかなか作業を始められないのでした。
長田くんは、友達の周木(しゅうき)くんに相談しました。
周木君はちょっと考えてから答えました。
「メートル単位で刻まれている巻尺を使っているから面倒なんじゃないかな。」
「どうして、タイルの長さが1目盛になっている巻尺を使わないの?」
周木くんのアドバイスは、とても役立ちました。
「道路の幅が、10.5タイルで、長さが52タイルだから、
正方形タイル520枚と、半分のタイルが52枚あればいいんだな!」
計算は、あっという間に終わるようになりました。
長田くんは、メートル法をやめ、1タイル=48cmという
単位を使うことにしました。
それから、3ヵ月後のことです。
作業をしている長田くんに、旅行者が近寄ってきて尋ねました。
「駅に行きたいのですが、どちらにいったらよいでしょうか。」
「次の信号を右に曲がって、800タイルくらい行ったところです。」
「????」
★たとえ話終了★
波動は、空間的にも時間的にも周期性を持っています。
空間的な周期構造の最小単位が波長です。
時間的な周期構造の最小単位が周期です。
波動の問題を解くときに、
長さを「メートル」という単位で表したり、
時間を「秒」という単位で表して計算している人は、
「メートル法」の巻尺を使って仕事をしていた長田くんと同じで、
必要のない苦労をしています。
「1タイル=48cm」の巻尺を使って仕事を始めた長田くんのように、
「1波長」「1周期」を1目盛とした単位で計算するようにしましょう。
そうすると周期性をうまく利用することができるようになって、
波動現象を、すっきりと理解できるようになりますよ。
物理 参考書


